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保険入れ歯と自費入れ歯の違い

入れ歯には保険適用の入れ歯と自費診療の入れ歯があります。保険で作る入れ歯と自費で作る入れ歯にはどんな違いがあるのでしょうか。どちらを選べばよいのでしょうか。具体的にはどんな違いがあるのかを以下で見ていきます。

入れ歯を作る

入れ歯を作る際には、歯科医院で作成します。そこで迷うのが保険の入れ歯にするか、自費の入れ歯にするかです。治療する際に保険診療と自由診療があります。保険診療は健康保険などの医療保険を使って行う診療で、医療費の自己負担割合は1~3割です。月に支払った医療費が一定以上の場合、上限額を超える医療費が払い戻される高額療養費制度があります。自由診療は保険診療に当てはまらない医療行為を行う診療です。健康保険が使えないので費用は全額自己負担となり高額療養費制度はありません。入れ歯を作る場合にも、保険適応の入れ歯作成 入れ歯で作る入れ歯があります。保険治療は、最低限の医療を提供するのが前提ですので費用は安いが、治療も最低限になります。

保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い

保険の入れ歯と自費の入れ歯の違いについての違いを以下の表にまとめました。

保険の入れ歯 自費の入れ歯
素材 限られる
歯科用プラスチック、 金属
自由に選択可能
セラミック、シリコン、チタン、ゴールドなど
見た目 やや劣る 自然な美しさ
異物感 感じやすい 感じづらい
作成期間 短い
2週間~1ヵ月
長い
1~3ヵ月
耐久性 低い 低い高い
費用 低価格 高額

素材

保険の入れ歯と自費の入れ歯は素材が違います。保険治療では最新の素材は一切使えません。安いプラスチック素材を利用することになります。自費で作る入れ歯は、最新の素材を利用可能です。セラミックやシリコン、チタンやゴールドなど、色々な素材の中から自由に自分に合う素材を選ぶことができます。

見た目・異物感

素材の違いは、入れ歯の審美性や使い心地にも影響します。保険の入れ歯では作りが安っぽいので固いものを噛むと痛みを伴う場合もあります。もちろん、保険の入れ歯だから痛い、噛めないということは決してありませんが、自費の入れ歯に比べると見た目がやや劣り、不自然に感じやすくなります。食事中に入れ歯が浮いたり、外れてしまったりというのは保険の入れ歯で起きやすくなります。自費の入れ歯は見た目が良く、かみ合わせの違和感の少ない自分に合う入れ歯を作ることができます。入れ歯と気づかれない自然な歯の色の入れ歯にしたいという方に選ばれています。

作成期間

保険診療での部分入れ歯の場合は2週間から1ヵ月ほど、総入れ歯の場合は1ヵ月ほどです。ただし、完成後に調整が必要となります。自由診療では、部分入れ歯と総入れ歯どちらも2ヵ月から3ヵ月ほどです。完成まで保険治療より時間がかかりますが、完成後の調整は少なくなります。

耐久性

自費の入れ歯では、金属や人工歯、セラミックなど固くて強い素材を使うことができるため、耐久性に優れており、保険の入れ歯に比べて長持ちしやすくなります。

費用の違い

保険の入れ歯と自費の入れ歯は費用が異なります。保険の入れ歯では、部分入れ歯か、総入れ歯かで費用が違います。部分入れ歯の場合は、どの位かにより費用が異なります。総入れ歯の場合は、3割負担で1万円〜2万円前後になることが多いです。自費の入れ歯では、素材や医院によって違いますが10万〜50万円前後の価格帯になります。

保険の入れ歯、自費の入れ歯どちらを選べばよい?

このように、保険の入れ歯と自費の入れ歯では、素材や費用など違いがあります。安い素材でも問題ないという場合は、素材の違いは入れ歯を使用する生活に大きな影響を及ぼしていることを知って選ぶことも大切です。入れ歯は長く利用するものです。毎日使うので小さなストレスが、大きなストレスへと繋がりやすくなります。見た目を気にせず、快適な入れ歯生活を送りたい場合は、自費の入れ歯を選ぶ方がよいでしょう。早く入れ歯を作りたい、安く入れ歯を作りたいというなら保険の入れ歯を選ぶ方がよいでしょう。保険と入れ歯を選ぶ際の注意点は、作成後、口内に入った日から 6ヶ月経たないと作り直しができないという点です。保険の入れ歯作成後、入れ歯が不快で作り直したいと言った場合もすぐは作り直せないこととなります。

保険か自費、必ずこちらの入れ歯を選ばないといけないという訳ではありません。保険の入れ歯で十分と感じる人も居れば、不満に感じる人もいます。見た目をかなり気にする、入れ歯だとバレたくないという人も居れば、見た目に違和感があっても問題ない、入れ歯だとバレても問題ないと考える人も居ます。価値観は様々です。どちらにもメリットとデメリットがあるので、自分の優先順位をつけて決めていく必要があります。

どちらを選ぶにしろ、入れ歯を作らないで放置することはおすすめできません。歯がない状態を放置してしまうと、嚙み合わせが悪くなり他の健康な歯を痛めたり発音がしにくくなったりするなどの被害がでてしまいます。入れ歯を作りたいけれど、違いが分かりづらい、どちらにするか決められないという場合は歯科医院で実際にサンプルを見たり、説明をうけたりするのがおすすめです。疑問があれば歯科医に直接聞くことで違いを理解しやすくなります。入れ歯を作りたいという場合は、歯科医院に相談がおすすめです。

習志野市・京成大久保駅の歯医者シエルデンタルクリニック

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